
厚生労働省は一般社会向けのひきこもり啓発キャンペーンとして「ひきこもりVOICE STAION」というプロジェクトを毎年行なっていますが、今年は「ひきこもりとアート」と称して、ひきこもりに絡めて作品を作っているアーティストたちに多額の予算を出した模様です。どういうクリエイターたちがその支払先になっているかは、厚生労働省の以下のウェブページから想像できます。
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/anyone/
いっぽうでは、私たち一般のひきこもり当事者や家族たちは、このようなひきこもり支援予算の恩恵にまったくあずかっていません。
こうした支援政策は、ひきこもり界隈でたった一握りの、行政や権力と結びつきの強い人たちだけが利得をえられるようになっているようにも思われます。
芸術は、たしかに人間の精神を支える偉大な力を秘めています。私もガチコモリで苦しんでいる30代にも数々の芸術・文学作品に生を支えられました。
しかしだからといって、このような形で芸術分野にひきこもり予算をばらまけばよいというものではないと思われます。
ひきこもり支援の効果は、基本的には費用対効果で測るべきではありません。たとえば、就労させた当事者の数が多いほど優れた支援者であるなどといった考え方はすべきではないことでしょう。
けれども、この「ひきこもりとアート」政策は、昨今の「ほどがある」という言い回しを借りれば、
「費用対効果を考えないにもほどがある」
いったい誰がこのような巨額のひきこもり支援予算を決めているのでしょうか。
そして恩恵を得るのはどういう人たちなのでしょうか。
7月の4Dでは、今年2月に行われた「ひきこもりVOICE STATION」をつぶさに検証して、あるべきひきこもり支援の形をともに考えてまいります。
#ひきこもり #ひきこもり支援 #ひきこもり_VOICE_STATION
#ひきこもりとアート #渡辺篤
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
◆4D(フォーディー)とは
ひきこもり当事者・関係者たちが、
Discussion(議論)
Dialogue(対話)
Discourse(語り)
Decode(解読)
をおこなうちょっと濃いめのオンライン対話会です。
日常生活では語れないような深いことも、ひごろ考えていてもなかなか人に言えないようなことも、みっちりしたネット空間だったら語り合えることがあります。
ここでは「意見のちがいは楽しむもの」をモットーにしています。
怖いところではありません。
初めての方もお気軽にどうぞ。
◆ 参加費
「お金のない人」「お金のある人」を自己申告していただきます。
お金のある方にはお気持ちの額を送金していただいております。
◆ 参加お申込み
こちらの申込みフォームから開催当日11:00までにお願いいたします。
https://bit.ly/3RxFHLn
参加確定者には開催日時までにZoomのご招待リンクをお送りいたします。
◆ お問い合わせ先
vosot.just.2013★gmail.com(★→@)
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
ӁӁӁ 参加時のおやくそく ӁӁӁ
ご参加いただく時点で、以下のお約束に同意していただいたものといたします。
1.【発言の社会的活用】
ひきこもりの真実を広く社会に知ってもらうために、本会で発言されたご意見は「この場かぎり」ではなく、個人情報を捨象または抽象化したうえで社会へ発信させていただくことがあります。そうされたくない方は該当するご発言の際にその旨をおっしゃってください。
2.【個人情報持ち出し禁止】
発言された内容のなかで、個人が特定される情報については本会の外へ持ち出さず、この場に留めてください。ただし、情報に該当する本人が外部への発信を希望または許諾している場合はこの限りではありません。
3.【言論の自由の尊重】
「言論の自由」を尊重します。
本会は公序良俗やポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)に、いたずらに囚われることはしません。それよりも誠実で正直であることに価値を置きます。他者を論破することには価値を置きません。
本会では誰もが何でもタブーなく話すことができるものとします。しかし、そうであるがゆえに、他の参加者があなたの肯定できないことや傷つくことを話す可能性もあります。そんな時、あなたには反論する権利があります。また、あなたはお手元のボタンでいつでも自由に退出できます。
本会は「意見のちがいは楽しむもの」をモットーとしております。
4.【全員が対等な参加者】
社会的にどんな肩書きを持っていようとも、ここでは対等な一人の参加者になっていただきます。また、これまで本会に参加した回数が多くても少なくても、参加者としては対等です。何も発言しない不気味な存在と思われないために、少なくとも一回は何か発言していただいた方が望ましいですが、どうしても話せない方は無理に話す必要はありません。
5.【運営妨害の禁止】
はじめから私たちを観察したり、調査したり、妨害する目的でのご参加はお断りしています。今まで一度も起こったことはありませんが、主催者が不審に思った方にはこちらからカメラオン(顔見せ)や詳しい自己紹介をお願いする場合があります。また主催者が運営の妨害にあたると判断したときは、その行為をおこなった参加者に強制ミュートや退出などの措置を取ることもあります。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
※. 下の「参加申し込み」のバナーをクリック/タップしてもお申込みはできませんのでご注意ください。参加お申し込みは以下のリンク先までお願いします。
https://bit.ly/3RxFHLn